低用量ピルの気になるデメリットや副作用

80: 低用量ピル_コラム

低用量ピルの気になるデメリットや副作用

低用量ピルは、避妊効果が高く、生理痛や月経不順などの症状の緩和にも効果がありますが、デメリットや副作用もあります。

副作用やリスクも知ったうえで、服用をしていきましょう。

代表的な副作用やリスクについてご紹介します。

吐き気や頭痛

低用量ピルに含まれるホルモンが原因で、初めて服用する場合や、服用中に吐き気や頭痛が発生することがあります。

乳房の痛みや腫れ

低用量ピルに含まれるホルモンの作用により、乳房の痛みや腫れが生じることがあります。

胸が大きくなったように感じるという方も多いです。

不正出血

月経周期の途中で軽い出血を経験される方は20%ほどといわれています。通常、3カ月以内に自然に改善されますが、落ち着かない場合には、ピルとの相性が悪い可能性も。

我慢をせずに、服用に問題がないのか医師に相談する必要があります。

血栓症のリスク

低用量ピルに含まれるエストロゲンが、血栓症のリスクを引き起こす可能性があります。喫煙数が1日15本以上と多い方や肥満、糖尿病、高血圧、血栓症の家族歴がある場合は、特に注意が必要です。

その他の副作用

低用量ピルによる副作用として、不眠、うつ症状、体重増加、性欲低下などが報告されています。

まとめ

これらの副作用は個人差があるため、必ずしも全ての人に現れるわけではありません。また、低用量ピルを正しく服用することで、副作用やデメリットを最小限に抑えることができます。しかし、副作用が発生した場合には、医師に相談して適切な対処を行うことが重要です。